株式会社シマムラ

日本のオリーブ


 日本に初めてオリーブオイルが上陸したのは、約400年前の安土桃山時代といわれています。キリスト教の布教のために来日したポルトガルの神父によって持ち込まれました。そのため、人々は「ホルトの油」、つまりポルトガルの油と呼んでいたということです。

 その後明治時代に、政府は富国強兵策をとっていましたが、その軍の保存食として「まぐろの油漬けの缶詰」を開発しようとしました。しかし、「まぐろ」は十分にあるが、保存用に適した食用油がなかったのであります。そこでオリーブ油が最適だとわかるには時間がかからなかったようでありますが、当時の日本にはもちろんオリーブの樹なんてありませんでした。そこで農務省主導のもと、オリーブ栽培に適すると思われる国内数カ所で試験栽培がはじめられました。そしてその中で最も適していたのが、温暖な地中海性気候を持つ小豆島だったのです。国が奨励していたこともあって、「シマムラ」現社長の祖父が小豆島でオリーブの栽培をはじめ、これが民間で、しかも日本で初めて実ったオリーブ園であります。

 オリーブの自家農園を持つことになった「シマムラ」は、大正末期には小豆島に現在の「小豆島オリーブ園」をつくり、中には今や樹齢80年を数えるというオリーブの樹もあります。

 今では、外国産のオリーブオイル、テーブルオリーブスが大量に輸入されるようになり、国内の栽培は急速に減少し、現在では小豆島を中心とした香川県と岡山県の一部に地方の特産として生産されています





Copyright 2013 株式会社シマムラ